業界用語・さ

さいど・すーぱー
サイドスーパー (編集)
画面の中央以外に比較的小さい文字やロゴで表示されるスーパーのこと。
サブタイトルや、アイキャッチャーなどの目的で使われる。
さいど・ぱねる
サイドパネル (編集)
SD→HD変換SDの映像をHD画面に表示するとき、縦方向をHDサイズに拡大し、足りない両サイドの部分に「黒み」や「背景画」を付け足す方法。
(上下カット、アナモフィックの項も参照)
さいまるきゃすと
サイマルキャスト (制作)
番組を違うチャンネルや放送形式で同時に放送すること。
例えば、地デジとえBS放送で同じ番組が同じ時間に流れていること。
並行放送、サイマル放送ともいう。
さうんど・とらっく
サウンドトラック (制作)
VTRテープやフィルム素材で音声の記録された部分のこと。
本来はトーキーのフィルムのエッジに光学録音された部分のことをいう。光学録音とは、音の変化の波形をフィルム上に光学的に焼き付けたもので、光の変化を電気信号に変換して音声にするもの。
さうんど・ろご
サウンドロゴ (編集)
音のロゴタイプの意味。
つまり音響でその内容が特定できるもの。
具体的には、CMなどでスポンサーを個性づけるために作曲される固有の非常に短い曲の事を指す。
さお
(収録)
棹収録の際、マイクをぶら下げるための長い棒。正式名称は「ハンドブーム」
先にガンマイクを付けた棹は結構重いので、出演者の近くに見切れること無く固定するには、相当な腕力とコツが必要。
ざぐみ
座組 (制作)
制作スタッフや出演者などチーム構成を指す。
例えば新番組が始まるときに、主な出演者とディレクター、プロデュサーが以前制作された番組と同じだった場合に「新番組は以前の番組と同じ座組だ」という風に使う。
さす
サス (制作)
サスティング・プログラム(Sustaining Program)の略。
自主番組。スポンサーなしで局が経費を負担して、企画・制作して放送する番組。
さつ・まわり
サツ回り (制作)
警察を取材すること。または警察担当の記者。
さてらいと・すたじお
サテライトスタジオ (収録)
テレビ局内とは別に繁華街の中などに設けられた小規模なスタジオのこと。
スタジオ全面がガラス張りで、外から通行人などが収録を見られるようになっていることが多く、臨場感のある生放送が行われることが多い。
さぶ
サブ (収録)
サブ副調整室(サブ・コントロール・ルーム)のこと。
放送局本局にある放送送出用の「主調整室(マスター)」と放送回線が接続され、番組制作の中枢となっている。
収録スタジオから一段高い場所に設けられ、スタジオ収録用の機材一式が設置されている。スタジオが見渡せるようになっており、総合演出がフロアディレクターやスタジオカメラマンなどの動きを指示をしながら収録を進めていく。他に、音声、照明等の担当者がスタジオの設備を操作している。
さぶ・たい
サブタイ (制作)
サブタイトルのこと。
本題を補足する形でつけられる副題。
ざぶとん
座布団 (編集)
テロップやスーパーを見やすくするために映像との間に挟む塗りつぶされた枠を指す。
さぶ・ろく
三六 (収録)
平台3尺×6尺(900mm×1800mm)のこと。
これは昔ながらの畳一枚の大きさだが、一般にこのサイズの平台のことを意味する。

業界用語・し

しー・あーる・てぃ
CRT (PC)
CRTCathode Ray Tube の略で、直訳すれば「陰極線管」つまり真空管のこと。
テレビの画面として一般的だったブラウン管は、最後まで残った真空管であったことから、ブラウン管式ディスプレイのことを指した。
しー・えぃ・てぃー・ぶい
CATV (制作)
有線テレビジョン放送、いわゆるケーブルテレビのこと。
元々は、山間部など難視聴解消のために共同アンテナを建てて地域に分配する設備を指すものだったが、最近では多数のチャンネルや自主放送を行う都市型のCATVを指す方が一般的。
しー・えす
CS (制作)
Communication Satelliteの略。
通信衛星を使った衛星放送のこと。
赤道上3万6千キロの軌道上を24時間で周回する静止衛星を固定アンテナとして遠距離通信に利用しているものの空きを活用して放送しているサービスを指す。デジタル伝送のため多くのデータを送信できる。
日本ではスカイパーフェクTVが放送を行っている。
しー・えっくす
CX (制作)
(株)フジテレビジョンの通称。
コールサインがJOCX-TVであることから、このような通称となった。
社屋は、お台場・臨海地域にある。おしゃれなスポットではあるが、仕事で行くには少し利便性が悪い場所である。新橋駅から、ゆりかもめ線に乗り、台場駅下車。
《所在地》
 〒137-8088 東京都港区台場二丁目4番8号
 Tel.03-5500-8888 (代)
しー・えふ
CF (制作)
コマーシャルフィルム(Commercial Film)の略で、フィルムを使ったCM素材のこと。
現在ではVTR素材が主流のため、ほとんど見かけなくなっており、CMとの使い分けが非常にあいまいとなっている。
しー・えふ・かーど
CFカード (機材)
CFカードコンパクトフラッシュカード。デジタル1眼カメラやHDVカメラなどに使われている。
しー・えむ
CM (制作)
コマーシャルメッセージ(Commercial Message)の略。
要するに、スポンサーの商品やサービスを宣伝する宣伝文のことだが、現在ではコピーを含むコマーシャル全体を意味する。
しー・えむ・わい・けー
CMYK (機材)
カラーテレビ等で用いるRGBに対する印刷物などの色の構成。
印刷物は、紙に色の三原色、青(シアン/C)・赤(マゼンダ/M)・黄(Y)に、黒(K)を加えた4色のインクで微細な点を印刷し、その密度で全ての色を表現している。
しーけんす
シーケンス (編集)
連続した映像で、ある程度まとまった部分を指す。FinalCutProでは、一つのタイムラインと同義となる。
ショット(カット)が並んでシーンとなり、シーンがまとまってシーケンスとなる。
しー・じー
CG (制作)
Computer Graphics の略。
コンピュータで画像や図形を数値化して自由に処理し、静止画や動画の効果的な映像を創作する装置及びその映像のこと。
代表的なCGシステムとしてはシリコングラフィックス社のものが有名。
しー・しー・でぃ
CCD (機材)
撮影現場では、超小型のビデオカメラのことを指すが、本来は、Charge Coupled Device の略で、電荷結合素子のこと。
半導体記憶素子の一つでテレビカメラの撮像素子として使われている、いわば心臓部。
現在の放送用カラービデオカメラは、ほとんどが3個のCCDを組み合わせてRGBに対応させた、いわゆる3板式カメラである。
ちなみに超小型カメラや一般向けのビデオカメラは1枚のCCDで処理をする単板式である。
しー・びー・あーる
CBR (編集)
Constant Bitrateの略。映像などをエンコードする際、消費されるレート(速度)を一定にして処理する方法。
(「VBR」の項も参照)
しー・ぴー・あーる・えむ
CPRM (制作)
DVDなどに採用されている著作権保護技術。
地デジの録画やダビングなどには「CPRM」に対応したDVD-Rでないと使用できない。また再生機器も対応している必要があり、古いDVDプレーヤーやPlayStation2では地デジを録画したDVDを見ることが出来ない。
しー・ふぁすと・かーど
CFastカード (機材)
次世代のCFカード。転送方式をパラレルからシリアルにし、CFカードに比べ転送速度を2倍としている。接続コネクタはSATAを改良したもので、従来のCFカード用リーダと互換性は無い。
しー・ふぉーまっと
Cフォーマット (機材)
BVH-2000ソニーとアンペックスとで開発した1インチVTRの方式のこと。
1990年代までは放送用VTRとして、このCフォーマットが事実上の世界標準となっており、完パケの納品は、このテープで行われていたが、デジタルVTR(D2→HDCAM) に移行し、ライブラリ素材で残っている程度である。
じぇい・えぬ・えぬ
JNN (制作)
TBS系列のニュースネットワークのこと。
Japan News Networkの略。
じぇいぺぐ
JPEG (PC)
最も代表的な画像データのファイル形式。デジタルカメラのほとんどがJPEGファイルとして画像データを保存する。
保存には圧縮を用いるためファイルサイズが小さく済むが、不可逆圧縮(データを間引いて圧縮・保存)のため、設定に注意しないと画像が劣化する。
じぇい・びっく
J-VIG (制作)
J-VIG日本映像事業協同組合(Japan Visual Industry Guild)の英字略。
テレビ番組制作に関わっている制作会社が制作環境の改善と番組の質の向上を目的に設立した組合。
【URL】 http://www.jvig.net
しだし
仕出し (制作)
「仕出し弁当」のことで、出前の弁当を指す。
しだし
仕出し (制作)
エキストラやスタジオ観覧者のこと。
しちょうりつ
視聴率 (制作)
ある時間帯で、全体の内、どれだけの視聴者が、その番組を見ているかという比率のこと。
ビデオリサーチ社が、機械式または日記式で計測し、その結果をパーセントで表示するもの。関東圏では600世帯に調査用の機械が設置されているという。たかが視聴率という考えもあるが、これ以外に媒体価値を有効に判定する手段がないので、業界では絶対に逆らえない数字である。
じっぷ
ZIP (PC)
データ圧縮形式の一つ。
最もポピュラーとも言える圧縮形式でWindowsやMacで圧縮するとこの形式で行われる。解凍の際にパスワードを求めるように設定することも出来る。
じっぷ
ZIP (PC)
簡単にいえばコンピュータで使うフロッピーを大容量化したもの。
日本ではMOが普及していたため、あまり一般的ではないが、アメリカなどでは相当枚数、普及していた。
100メガバイトと250メガバイトのディスクがあったが、MOと同様CD-Rなどの普及に伴い、見ることは希になった。
じふ
GIF (PC)
画像データのファイル形式の一つ。Web表示用に最も多く使われている。256色までしか扱うことができないため、圧縮率が高いが画像の劣化は激しい。
なお、読み方は「ぎふ」ではなく「じふ」であると開発者がインタビューで答えている。
しぶ・さん
3/4 (機材)
4分の3インチ幅のカセットテープシステムを指す。
「Uマチック」の項、参照。
しもて
下手 (収録)
上手下手画面で左側のこと。
もとは舞台用語で客席から見て左側のことをいう。舞台の上では、「右」とか「左」とかの表現は動いていると逆になったりで間違いのもとのため、普通、このように上下で表現する。
反対は上手(かみて)。
しゃく
(機材・編集)
テープなどの時間の長さ。
じゃすらっく
JASRAC (制作)
日本音楽著作権協会(Japanese Society for Right Authors Co-mposers and Publishers)の英字略。
作曲家など著作権者の委託を受けて著作権料徴収などの業務を代行する機関。
BGMなどで使った楽曲のリストを提出するのに行くことがある。
本部は小田急線・代々木上原駅近く。銀座1丁目に東京支部がある。
じゃろ
JARO (制作)
日本広告審査機構(Japan Advertising Review Organization)の英字略。
広告主や媒体社、代理店などによって1974年に設立された広告の自主規制機関。広告の内容・表示に対する苦情や問い合わせを扱う。
じゅら・け
ジュラケ (機材)
ジュラルミン・ケースの略。
カメラを始め、様々な放送機材を収納する、ジュラルミン製のケース。
中には機材の形にくり抜いた、ウレタンなどの発泡素材が詰められており、耐衝撃性に優れている。
ロケ現場では、箱馬の代わりに使ったりもする。
じょうげ・かっと
上下カット (編集)
SD→HD変換SDの映像をHD画面に表示するとき、横方向をHDサイズに拡大し、はみ出した上下をカットする方法。
(サイドパネル、アナモフィックの項も参照)
しり
(収録・編集)
何々の終わりのこと。
番組尻、CM尻、アタマ尻、アナ尻、コーナー尻など。
しりきれ
尻切れ (収録・編集)
決められた時間内に収まらず終りがカットされること。
しろ
(収録)
ホワイトバランスをとること。また、それに使う紙。
通常、撮影を始める前に、白い紙などで色調整を行いカラーバランスの基準を決める。
「ホワイトバランス」の項、参照。
しろ・おくり
白送り (制作)
他局に番組をネットする場合に、CMを抜いて送ること。
受けた局は抜かれた部分に自社のスポンサーを入れて放送する。(←→黒送り)
しろ・けん
白・ケン (機材)
「白いケント紙」の略。
ホワイトバランスをとるときの紙に使ったりする。
しろ・ばん
白盤 (制作)
レコード会社が用意する新譜の試聴盤のこと。昔LPの時代には販売レコードと区別するため白いラベルが使われていたことから。
しろみ
白味 (編集)
放送時にオンエアされない部分のことをいう。
元々はフィルムの編集時に本編と本編の間につないで、ロール替わりを表示するための白色のフィルムのことを指す。
しんく
シンク (収録・編集)
sync。シンク同期信号(synchronizing pulse)の略。
全てのテレビジョン機器は同期信号によって映像の再生のタイミングを合わせている。つまりこのシンクがなければ正常なテレビ放送はできないものであり、同期信号の規格については厳密な技術基準が定められている。
しんく・いれ
シンク入れ (編集)
編集用の同期信号(シンク)を入れる作業をいう。
「シンクを引く」とも言う。
通常はVTRの入力信号を「SG(Sync Generator)」に切り換え、タイムコードをプリセットしてテープを最初から最後まで録画する作業のこと。
じんぐる
ジングル (編集)
ごく短い曲や効果音のこと。例えば、サウンドロゴや表彰式のドラムロールなどのこと。

業界用語・す

すーぱー
スーパー (編集)
スーパーインポーズ(super-impose)の略。
ベースとなる映像の上に文字などを重ねること。
厳密には重ねるのはオーバーラップで、その部分をはめ込むのはインサートであってスーパーと区別されるが、最近は同じものとして扱っている。
すーぱーさんじゅうごみり
スーパー35mm (収録)
ビデオカメラに使われている画素サイズのこと。横24mm × 縦14mmでスチルカメラのAPS-C(横24mm × 縦16mm)に近い。
35mmフィルムのサイズに準拠しているため、シネマ用のレンズなどを使用できる。
ずーむ
ズーム (収録)
Canon HJ17eカメラの撮影画角を拡大・縮小すること。
元々は、飛行機の急上昇などの意味だが、写真用語としてズームインといえば被写体を連続的に拡大する意味となった。
連続的に画角を変えられるレンズがズームレンズ。
ズームをすると撮影画角の変化によって背景との遠近感が変化する。
ズームインすれば、背景との遠近感は詰まり、ズームアウトすると、背景との遠近感は拡がる。
すきゃん・こんばーたー
スキャン・コンバーター (PC)
パソコンのモニタ画面とテレビとでは水平同期周波数が違い、そのままでは映像が乱れ、見ることが出来ない。
このため、テレビ放送をパソコンで見る場合や、パソコンの画面をパソコンのモニタに映し出す場合、それぞれの出力信号を変換する必要があり、スキャン・コンバーターを使う。
すくいーず
スクイーズ (編集)
HD→SD変換HD(16:9)などの横長の映像をSD(4:3)の画面に収めるために使われる方法の一つ。
横長の画面の横方向を約75%まで圧縮するため、円が楕円になるなどしてしまう。
(エッジクロップ、レターボックスの項も参照)
すくりぷと
スクリプト (制作)
収録素材を見返し、「何分に何が収録されているのか」「インタビューで何を話しているのか」など、素材の内容と収録時間を書き留め、一覧表にすること。
すちーる
スチール (制作)
紙に焼いた写真のことをいう。
番宣などで雑誌に載せたりするのに必要なモノ。
収録時にスチールカメラマンが撮影するか、素材からビデオプリンターで抜き出すことになる。
すて・かっと
捨てカット (編集)
本編のあとに数カット付け加える余分な映像のこと。
例えば、ニュースなどでコメントが予定より短かった時には、結果として尺あわせでこの捨てカットもオンエアされることがある。
すて・ぶれ
ステブレ (制作)
ステーション・ブレイク(Station Break)の略。
スポットCMの放送枠のことで、元々は局内での番組切替のため生じるすきまのことで、基本的に60秒間ある。
すぽっと
スポット (収録)
スポットライトの略。
ある特定の部分を強く照らすライトのこと。
すぽっと
スポット (制作)
スポットCMの略。
番組放送枠内の提供CMとは、別に番組と番組の間などに流れるCMのこと。
すぽんさー
スポンサー (制作)
広告主・提供主のこと。
すらいど
スライド (制作)
スライドフィルム紙またはプラスチックのマウント(枠)にはめられたポジフィルムの別称。
通常では、コンピュータでスキャニング加工してデータで編集所に持ち込む。
もう滅多に無いことだが、直接、放送用素材として使うにはNAB規格の紙マウントにはさんで使用する。現像時に添付されるマウントは放送素材としては受け付けられないので注意が必要。
また、スライドにもテロップと同じくセィフティゾーンが定められている。

業界用語・せ

せいしが
静止画 (編集)
静止している、つまり動かない画像のこと。
テロップやスライドなど、動画に対する素材全体のことも指す。
せーふてぃー・ぞーん
セーフティーゾーン (編集)
セイフティーゾーン画面の安全範囲のこと。
テレビカメラの画面いっぱいに撮影した場合、家庭のテレビでは周辺が欠けることがあるため、NAB規格として定められている。
せぐえ
セグエ (収録)
曲間にアナウンスなど挟まずに連続して演奏すること。台本やQシートにはSEGと記載される。
せっと
セット (収録)
テレビスタジオや舞台などで、大道具を組み合わせて作る舞台装置のこと。
映画などでは本格的な町並みなどをセットで作ったりするが、テレビの場合は、スタジオの中で出演者が並んで座るコメントブース程度のことを指す。
せとり
セトリ (制作)
セットリストの略。
音楽のコンサートで演奏曲の順番を記した一覧表のこと。転じて、収録スケジュールを指すこともある。

業界用語・そ

そうしゅつ
送出 (制作)
制作済みの番組をマスターから送信所に送り出すこと。
そうしんじょ
送信所 (制作)
放送の電波を送り出す施設。放送局の主調整室から送られて来た放送内容の映像や音声は、この送信所の送信機により送信アンテナから放送波という電波に 変えられて空中に発射される。
そうむしょう
総務省 (制作)
テレビ局の監督官庁。テレビ局は総務省から放送事業免許を受けることで放送業務を行うことが出来る。
そざい
素材 (編集)
放送に使われる材料全般のこと。単に素材と言えば収録に使ったVTRテープを指す。
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