業界用語・は

ばーたー
バーター (制作)
制作現場では、ギャラや制作協力費で相当にお金が掛かる。ここで言う“バーター”とは、例えばタレントへのギャラの場合、他の番組への出演を約束する代わりに安くしてもらうことなどの交渉事を指す。
ドラマなどでストーリーと関係なくホテルの看板が大写しになることがあるが、これは“バーター”で安く宿泊させてもらっているためにやる演出である。
はーどでぃすく
ハードディスク (PC)
HDDコンピュータの主記憶装置。
磁気ディスク装置の一種で、HDと表記する。
金属やガラスの回転円盤の両面に磁性体を塗布し、磁気ヘッドにより記録再生できるようになっており、高速・大容量でランダムアクセスが可能なことから、コンピュータには欠くことの出来ないモノとなっている。
ビデオ編集や音楽編集などでも素材を扱うのに生命線となっている。
しかし、中の構造はミクロン単位でセットアップされ、毎分5000回転を超える猛スピードで動いており、非常に壊れやすい。作動中にちょっと倒しただけで壊れてデータが読み出せなくなるので注意。
はーどでぃすく・れこーでぃんぐ
ハードディスクレコーディング (編集)
従来、音声の編集はテープに録音し行っていた。しかしハードディスクの大容量化に伴い、素材をハードディスクに落とし込んで編集を行うことが一般的になってきた。
ランダムアクセスによる即時性がフルに生かされ、大幅な時間の短縮ができ、操作も簡便になり、より特殊な効果も手軽に加えられるようになったのである。
はいびじょん
ハイビジョン (制作)
日本で開発され、世界で初めて実用化された高精細度テレビ放送のこと。
NHK放送技研が中心となり、多くのメーカーや民放各社が共同して開発に取り組んで、1989年からBS-2chで実験放送が始まった。
その中心技術は「MUSE」とよばれるアナログの圧縮技術。当時の技術としてはBSの帯域に押し込んで伝送するにはこのようなアナログMUSEによるしかなかったのだが、その後急速に高効率・高画質のデジタル圧縮方式が発達したため、デジタルハイビジョンに後を譲り、実験だけで役目を終えた。
はうり
ハウリ (編集)
ハウリング(Howling)の略。スピーカーにマイクを近づけていくと、スピーカーの音がマイクで増幅されることが堂々巡りをしてしまうため、些細な音が巨大な音になる。
一般に「ピー」や「ザザザ」などの雑音になる。
はけい・もにたー
波形モニター (編集)
波形モニター一般にテレビの映像信号の波形を表示し、その信号の品質やレベルなどを監視するためのオシロスコープのこと。編集室の卓上などにベクトルスコープと並んで設置されている。
はけ・る
掃ける (収録)
出演者や小道具などを画面の外に出すこと。
はこうま
箱馬 (収録)
箱馬舞台やスタジオで、平台と組み合わせて使われるミカン箱ぐらいの四角い木の台のこと。
一定の大きさで作られていてユニットとして組み合わせて使われる。
「箱足」ともいう。
はこ・のり
ハコ乗り (収録)
首相や官僚などの大物政治家が交通機関を使って移動するときに、同乗して取材すること。
はちのじ・まき
八の字巻き (収録)
ケーブルを8の字状に巻くこと。
こうするとケーブルを引いても、もつれて団子になったりすることがない。
スタジオでのカメアシの基本はいつもケーブルを手元に長めに確保し、8の字に巻いておくことで収録の邪魔にならないようにすることである。
ばとん
バトン (収録)
収録スタジオや舞台の天井からぶら下がっている照明器具などを吊り下げる棒のこと。床面まで上下させることが出来る。
ぱぶ
パブ (制作)
パブリシティの略。企業や団体、官公庁が情報を報道機関にリークして、あたかも報道機関が自主的に取材し報道したように見せる広報活動のこと。
ばってら
バッテラ (機材)
バッテリー・ライトの略。
ロケなどで、補助灯として手持ちで使う。
ばみ・る
バミる (収録)
立ち位置などを決めて、その位置にビニールテープなどを貼ってしるしをつけること。そのテープのことを「ばみテープ」などとも呼ぶ。
舞台用語の「場を見る」が語源。例えば照明などは出演者の立ち位置に合わせてあらかじめ調整するわけだが、その位置からずれたりすると、変な影が出ることもあるので「バミる」のである。
ばら・し
ばらし (制作・収録)
キャンセルすること。
収録現場ではセットなどを撤収すること。
ぱらりん
パラリン (機材)
モニタなどVE用の撮影機材一式を乗せる「車椅子」のことを指す。
ぱる
PAL (制作)
イギリス、ドイツなどの西欧地域や東南アジアで使われている放送形式。
「NTSC」の項、参照。
はれぱね
ハレパネ (制作)
ハレパネ表面に粘着剤が塗布してあるスチレンボードのこと。(「ハレパネ」はパイロット万年筆の登録商標)
フリップなどを作成するときに糊を塗る手間を省き、綺麗に貼るために使う。
はろげん・とう
ハロゲン灯 (収録)
ハロゲン灯スタジオライトなどで一般的な照明器具を指す。「タングステン・ライト」ともいう。
大光量が比較的安価に得られるために最も多く使われているが、消費電力が大きい、ランプの寿命が短い、非常に高温になる、など短所も多いため、近年はLEDに置き換えられつつある。
ぱん
パン (収録)
「Panoramic Viewing」の略。全景をパノラマのように見せるためにカメラを左右に動かす撮影方法のこと。
カメラを上下に動かすのは本来「ティルト」だが、「パン」と混同されている。
ばんきしゃ
番記者 (制作)
取材対象に常に張り付いて取材をする、張り番記者のこと。
ばん・せん
番宣 (制作)
番組宣伝の略で、放送する番組のPRのこと。
どんなに良い番組であっても、その時間にチャンネルを合わせてもらえなければなんにもならないので、見てもらうためにいろんな手段でPRする必要がある。活字メディアを利用したりもするが、通常「番宣」と言った場合は、オンエア局で放送する番組PR-CMのことを意味する。
ぱんち
パンチ (制作)
パンチパンチカーペットの略。
パンチカーペットとは不織布カーペットのこと。ニードルカーペットともいう。
一般的に約3mmくらいの厚さで非常に安価。かつカッターナイフやハサミで簡単に切れ、防音効果も高いため、スタジオやイベント会場などで床に敷くのに使われている。またロケ先でコードに躓かれないようにカバーしたりするのにも使う。
60cm角のタイル状のモノや幅90cmで長く巻いたモノなどがある。
ばん・はん
番販 (制作)
番組販売の略。
通常、番組はネットを通じて配信、放送されるか、個々の放送局で制作して自局のみで放送する。その中で出来の良い特番などを他局に販売することを指す。ローカル局が制作する番組に多い。

業界用語・ひ

ぴー・えー
PA (収録)
Public Addressの略。
もともと公衆に演説するための拡声システムの意味。一般にはスピーカーから音を出すことをPAといい、そのシステム全体を指す。
また、そのオペレーターを「PAさん」とも呼ぶ。
びー・えす
BS (制作)
Broadcast Satelliteの略。
赤道上空3万6千kmの静止軌道上の放送衛星のことを指すが、通常はそのシステムを使って行われている放送を言う。
当初、NHKとWOWOWが放送を行ってきたが、2000年12月に伝送形式がデジタルに切り替わったことを期に民放各社も参入した。
 BS日テレ(日本テレビ系)、BS-TBS(TBS系)、
 BSフジ(フジテレビ系)、BS朝日(テレビ朝日系)、
 BSジャパン(テレビ東京系)などの他に、ラジオ放送、データのみの放送を行っている局がある。
2011年10月、スカイパーフェクTVが参入し、更に12局増えた。
びー・えぬ・しー
BNC (機材)
BNC主に映像用の同軸ケーブルコネクタの規格。
コネクタはつまみを回すことでロックがかかる仕組みになっている。
ぴーかん
ピーカン (収録)
非常に天気のいいこと。特にまぶしいほどに日が射しているケースをいう。
語源は「タバコのピース缶のように真っ青な空」と撮影スタッフが言ったからだとか。
しかし、通常の撮影においては影が強くなりすぎ、レフを増やしたり面倒なことが多い。
ぴーきんぐ
ピーキング (収録)
ビデオカメラの撮影機能の一つで、ビューファインダーやモニタに表示する画像の輪郭を強調し、ピント合わせを容易にする機能。
びー・じー・えむ
BGM (編集)
Back Ground Music の略。
映像の背景に流れる音楽のことで、効果音も含めていうことが多い。
現場的には普通BGとさらに略すことがあり、またテーマ音楽などもひっくるめていうこともある。
ひらだい
平台 (収録)
平台舞台やスタジオでのセットに使われる平たい台のこと。
台の高さが4寸で幅が3尺×6尺の通称「サブロク」のサイズのものが一般的。箱馬と組み合わせてユニット的に使われる。
ぴん
ピン (収録)
カメラのピント。
ぴん
ピン (機材)
「ピンマイク」の項、参照。
ぴん
ピン (制作)
1つ。1人。
ぴん
ピン (機材)
「ピンスポ」の項、参照。
ぴん・おくり
ピン送り (収録)
画面上の焦点を変えて見る者の視線を誘導するテクニック。
例えば、手前の人物に合っている焦点を向こうにいる人物に合わせることで視覚的な効果を生み出すもの。
ぴんぐ
png (PC)
Portable Network Graphicsの略。
画像データのファイル形式の一つ。Web上で高い汎用性を得られるよう開発されている。圧縮して保存されるが、画像データを劣化させないためJPEGほどファイルサイズは小さくならない。
アルファチャンネルの情報などを盛り込めるため、編集所に入れるデータに適している。
ぴん・すぽ
ピンスポ (機材)
ピンスポットの略。
光を非常に細く絞ったスポットライトのこと。
舞台で、特定の出演者を強調するときに使われる。ふつう操作係「照明さん」がついて手動で動かしている。
ぴんと
ピント (収録)
ピント焦点のこと。カメラレンズを通った光が集束する1点。フォーカス。
カメラレンズを通した画像は、焦点に一致した範囲はくっきりと、それ以外はぼやけて映る。くっきりと映っている状態を「ピントが合う」「ジャスピン」。ぼやけて映っている状態を「ピントを外す」「ピンぼけ」という。
ぴん・まいく
ピンマイク (機材)
ピンマイクネクタイピンのようなクリップをつけた超小型のマイクロホンのこと。
ニュース番組などで、マイクが目立たないように背広の襟などにつけたりするもの。
ぴんち
ピンチ (機材)
ピンチ照明灯にフィルタ用のセロファンを止めるのに使う金属製の洗濯ばさみ。
照明のランプは非常に高温になるのでプラスチック製のものは溶けてしまう。

業界用語・ふ

ふぁいなる・かっと・ぷろ
Final Cut Pro (PC)
Final Cut ProApple社製のMacOS X専用ビデオ編集ソフト。
「Final Cut Pro 7」と「Final Cut Pro X」があり、現場では「Final Cut Pro 7」が主流である。
ちなみに「7」と「X」のデータに互換性は無く、「7toX for Final Cut Pro」などの変換ソフトを利用してデータを変換する必要がある。
ふぁいやー・わいやー
Fire Wire (PC)
Fire WirePC用の接続ケーブル。IEEE1394、iLinkともいう。
ハードディスクなど主に高速なデータのやりとりを必要とする周辺機器を繋ぐために使用するコネクタ規格。
4pinと6pin、9pinのコネクタがあり、4pinはデジタルビデオカメラなどに、6pinはハードディスクなど記録装置全般に、9pinは高速ハードディスクに使われている。
映像編集の現場ではまだまだ主力だが、より高速な規格とMacにコネクタが標準装備されなくなったことから、次第に切り替わっていくものと思われる。
ぶい・いー
VE (収録)
Video Engineerの略。
カラーバランスを始め、カメラ周りの調整を担当する映像技術者のことで、特に生中継の現場やドラマ・ドキュメンタリーのロケなどでは、VEは不可欠の存在である。
カメラマンの補助的な役割もすることから、ちょっとしたロケについてくるカメラ周りで助手として三脚や照明を持つ若手の人間と混同されるが、彼らは単なるカメラアシスタントであり、VEさんに失礼である。
ふぃくす
フィクス (収録)
カメラを固定して撮影すること。
ぶい・てぃー・あーる
VTR (機材)
Video Tape Recorderの略。
磁気テープに映像・音声を記録再生するシステムのこと。
通常、VTRといった場合、放送用の録画機器を指して言うことが多く、家庭用は単にビデオということが多いようである。
放送用のVTRシステムとしてはデジタルフォーマットのカセット「HDCAM」「D2」、ロケの収録用として一般的なミニテープ「DVC」を始め多くの種類がある。
ふぃっしゅ
フィッシュ (機材)
フィッシュ・アイ・レンズの略。
180度の画角をもった特殊レンズ。ドアスコープのような歪んだ画面が得られる。
ぶい・びー・あーる
VBR (編集)
可変ビットレート(Variable Bitrate)のこと。
エンコードの際に、一度データを解析して最適な数値を出してから変換する。
CBRに比べて、同じデータ容量ならば高画質である。
エンコードソフトなどで設定する「パス」とはデータの解析回数を指し、回数を重ねるほど高品質になるが、処理時間は倍々で増える。
ふぃらー
フィラー (制作)
天気予報の予報スーパーの背景として使われたり、少し放送時間が余ったときなどに穴埋め的に放送される映像を一般にフィラーという。
穴埋めの場合、外国の風景とか町並みとかの、特に意味を持たぬ中立的な映像が選ばれる。
ふぇーどあうと
フェードアウト (編集)
溶暗の意。
次第に映像(音声)が無くなっていくこと。
一旦、画面が暗くなって場面転換する手法で、編集で最もよく使われる。
この逆はフェードイン。
ふぉーまっと
フォーマット (編集)
形式・構成という意味。
放送用語としては、番組全体の進行・構成など定められた形式「放送フォーマット」を指す。
CMの放送形式を示すものは、CMフォーマットといい、番組中、60秒枠が6回など具体的なCM進行を定めるもので、民放では特に重要である。
ふぉーまっと
フォーマット (PC)
ハードディスクなどのメディアを初期化すること。
初期化することでメディア上のデータを全部消去し、再構築して再度使用できるようにすること。
ハードディスクなど大容量メディアの場合、使用している内にデータの保管場所を示すインデックスファイルが少しづつ破損し、最終的に読み出しが行えなくなる。長期に渡る使用の場合、データを退避させてフォーマットを掛けて保存し直した方が安全。
ふぉとしょっぷ
フォトショップ(Photoshop) (PC)
アドビシステムズが開発・販売しているラスター画像処理アプリケーションソフト。
画像データのほとんどに様々な加工ができる。
フォトショップ専用データの拡張子は「.psd」
ふかん
俯瞰 (収録)
高い場所から見下ろすように撮影するカメラアングル。真上から見下ろす場合は「真俯瞰」という。
ちなみに見上げるようなアングルは「あおり」と言う。
ふね
ふね (機材)
ふねカメラの底面に装着し、三脚の雲台との接続を簡略化するためのプレートのこと。
もしくは、雲台そのもののこと。
ぷらいむ・たいむ
プライムタイム (制作)
18時から23時までの時間帯を指す。
いわゆるゴールデンタイムを前後に拡げた時間帯である。
ぶらさがり
ぶらさがり (収録)
取材対象に密着して取材する方法。
ふらっしゅ
フラッシュ(Flash) (PC)
アドビシステムズが開発・販売しているWeb用動画作成アプリケーションソフト。
ベクターイメージをスクリプトで制御することによりマウスの動きに合わせてアニメーションしたり、音を鳴らしたりなど、インタラクティブなサイトを作成するのに向いている。アニメーション、ゲーム、Webサイトのナビゲーション、音楽再生などのコンテンツを作るためのソフトウェア。再生環境への依存度が低く、ベクターイメージであるためウインドウサイズを変えても画質が劣化しないという特徴があるが、iPhoneで使えないことから微妙な立ち位置になっている。
ぷり・すたーと
プリスタート (制作)
一般的には、その放送素材の放送開始時刻前にスタートさせること。
VTRなどは通常、スタートして映像が安定するまでに1秒位を必要とするので、3秒前にあらかじめスタートさせる。
ぶりっじ
ブリッジ (制作)
番組の中で、ある場面から次の場面に転換するときの橋渡しをするBGM。
ふりっぷ
フリップ (収録)
フリップカード(flip card)の略。
A3ぐらいのスチレンボードに、グラフや表、文字を書いたもので、出演者が手に持って解説をするときなどに使うのが一般的。
ちなみにフリップとは、パタンとかパタパタという音の表現からきている。
ぷり・ぷろ
プリプロ (制作)
プリプロダクション(Pre-production)の略。
要するに「制作」の「前」段階、撮影前の作業の総称。構成台本をあげることやスタッフ・キャストを編成すること、ロケハンなど撮影準備の一切を含む。
ふれーむ
フレーム (収録)
カメラに映せる範囲のこと。
ぷれす・きっと
プレスキット (制作)
イベントの取材などの時に主催者から渡される資料一式。
ぷれす・れびゅー
プレスレビュー (制作)
イベントや映画などの一般公開前に宣伝などを目的に報道機関のみを招いて公開すること。
ぷれぜん
プレゼン (制作)
プレゼンテーションの略。
一般にスポンサーに対して企画案などを提案し、説明することを言う。
ぷれびゅー
プレビュー (編集)
「事前に見る」つまり「試写」の意味。
オンエア前に局側のプロデューサーを交えて完パケを試写して、あらかじめ内容をチェックしたり、放送時間を計ったりすること。
ぷれみあ
プレミア(Premiere) (PC)
アドビシステムズが開発・販売しているノンリニア編集アプリケーションソフト。
ふろあ
フロア (収録)
スタジオ収録の際に、スタジオフロアを取り仕切るフロア・ディレクターのこと。
ぷろきし
proxy (編集・収録)
『プロキシ』とは「代理」のこと。編集・収録では「プロキシデータ」を指す。
例えば、編集で4Kなどの映像データはサイズが大きくなりすぎ、PCの性能を大きく超えて処理速度が大幅に低下、作業時間が余計に掛かってしまう。そのため、本データとは別に2K程度に圧縮した『プロキシ』データを用意して軽快な環境で編集作業を行い、最後に本データに差し替える。
ぷろれず
ProRes (PC)
アップルが策定したHD用ビデオコーデックのこと。
FinalCut Proで活用することを前提に規格が作られており、高画質かつ圧縮効率が高く、複数回のエンコードに対しても画質の劣化が少ないなどの特徴がある。
ふんどし
フンドシ (収録)
録音済みテープの箱にかける「録音内容明細書」のこと。

業界用語・へ

べー・かむ
βカム (機材)
βカムベータカム(Beta-cam)の略。
主としてニュース取材用を目的にソニーが開発した2分の1インチカセットテープを用いる放送用VTRシステムのこと。
2000年頃までロケでの収録は、ほとんどこのテープで行われていた。もともと家庭用ビデオのベータマックスを高規格化したもので、ベーカムと愛称されて業界で世界的に圧倒的なシェアを持っていた。
ちなみにベータとはテープの全面にガードバンドなしに「べたっ」と記録することから命名されたという。
へい・たい
平体 (PC)
長体・平体書体を横方向に伸ばしたもの。
本来は、縦方向に縮めることであるが、ワープロなどの設定では、横に伸ばすのが主流。
べくとる・すこーぷ
ベクトルスコープ (機材)
ベクトルスコープNTSCのカラー信号のレベルと位相の関係をオシロスコープ上に回転状に表示する方向量計器のこと。
カラーバー信号をベクトルスコープに表示すれば、レベルやカラー位相のずれをひと目で知ることができる。
スコープの表示は、画面上にどんな「色」があるかの分布を、色相と彩度の2値で可視化している。(輝度は全く関係していない)。 画面の円形が色相環、光点が現れる角度が色相を示す。外周に近いほど、彩度が高く、鮮やかな色は外側、薄い色は中心に表示される。
ベクトルスコープはそれらから色の偏りをチェックし、カラーバーで「ホワイトバランス」をチェックする。
なお、位相関係は回転状に表示されるため、位相のずれを、「まわっている」と表現するのが一般的である。
へそ・いち
へそ位置 (収録)
イスに座る場合などに、身体の中心を合わせる位置のこと。テーブルにバミっておいたりする。
ぺですたる
ペデスタル (機材)
スタジオカメラ円筒状の台の上にカメラを乗せてスタジオ内を移動し、カメラの高さを自由に変えられる大きな架台のこと。
べびー
ベビー (機材)
ベビー三脚ロケなどに使う、足の短い三脚。
あおり撮影で重宝する。
べると
ベルト (制作)
「帯番組」の項、参照。
へんせい
編成 (制作)
毎日どの時間にどういう番組を放送するかという、プログラムの組立業務とそれを行う編成部門を指す。
放送番組を決定する非常に重要なセクションである。
ぺんでぃんぐ
ペンディング (制作)
保留すること。
交渉事をキャンセルではないが一旦延期にするときに「ペンディングになった」と表現するのが正しい使い方だが、いまはむしろ「白紙状態に戻す」の意で使われ、体の良いキャンセルの言葉になっている。

業界用語・ほ

ほーむせんたー
ホームセンター (制作)
小道具の材料や機材の調達に欠かせない場所。
港区近辺のホームセンターは次のような所。
ケーヨーデイツー三田店 東京都港区 田町駅下車徒歩10分
白金高輪駅下車徒歩8分
コーナン江東深川店 東京都江東区 門前仲町駅下車徒歩10分
清澄白河駅下車徒歩10分
コーナン本羽田萩中店 東京都大田区 糀谷駅下車徒歩10分
島忠ホームズ中野店 東京都中野区 中野駅下車徒歩5分
島忠ホームズ中野本店 東京都中野区 方南町駅下車徒歩8分
スーパービバホーム豊洲店 東京都江東区 豊洲駅下車徒歩3分
タウンドイト後楽園店 東京都文京区 春日駅下車徒歩1分
後楽園駅下車徒歩2分
東急ハンズ・池袋店 東京都豊島区 池袋駅下車徒歩5分
東急ハンズ・銀座店 東京都中央区 有楽町駅下車徒歩3分
銀座一丁目駅下車徒歩2分
銀座駅徒歩4分
東急ハンズ・渋谷店 東京都渋谷区 渋谷駅下車徒歩7分
東急ハンズ・新宿店 東京都渋谷区 新宿駅下車徒歩2分
東急ハンズ・東京店 東京都千代田区 東京駅下車徒歩0分
東急ハンズ・豊洲店 東京都江東区 豊洲駅下車徒歩3分
ホーマック・大井競馬場前店 東京都品川区 大井競馬場前駅下車徒歩3分
ロイヤルホームセンター・南千住店 東京都荒川区 南千住駅下車徒歩2分
※50音順
ホームセンターではないが、撮影用の小道具を揃えるのに便利な店舗。
■雑貨店
ユザワヤ蒲田店 東京都大田区 蒲田駅下車徒歩2分
ユザワヤ新宿店 東京都渋谷区 蒲田駅下車徒歩2分
ロフト池袋店 東京都豊島区 池袋駅下車徒歩0分
ロフト渋谷店 東京都渋谷区 渋谷駅下車徒歩3分
ロフト銀座店 東京都中央区 銀座駅下車徒歩3分/有楽町駅下車徒歩4分
ドン・キホーテ六本木店 東京都港区 六本木駅下車徒歩3分
ドン・キホーテ赤坂店 東京都港区 赤坂見附駅下車徒歩2分
ドン・キホーテ白金台店 東京都港区 白金台駅下車徒歩2分
ドン・キホーテ秋葉原店 東京都千代田区 秋葉原駅下車徒歩3分
ドン・キホーテ銀座本館 東京都中央区 新橋駅下車徒歩5分
■文具・画材店
伊東屋銀座店 東京都中央区 銀座駅下車徒歩2分
世界堂新宿本店 東京都新宿区 新宿三丁目駅下車徒歩1分
ぽす・ぷろ
ポスプロ (編集)
ポストプロダクション(Post-production)の略。
本来は「制作」の「後」段階、撮影後の作業全般を指すが、現場ではその作業『編集』を行う場所である編集所を指す。
ほりぞんと
ホリゾント (機材)
スタジオの背景となる壁面のこと。
照明やアングルの工夫によって実際よりも広く見せたりできる。
スチール中心のスタジオなどでは壁面から床面までがなだらかに繋がっている。この場合、土足はおろか、脂性の足もシミが付くため厳禁となっているので注意。
ほわいと・ばらんす
ホワイトバランス (収録)
ホワイトバランスVTRにおける色調節のこと。
通常、撮影を始める前に、白い紙などで色調整を行いカラーバランスの基準を決める。
RGBの場合、純白は全ての色を100%含むことから白を調整するのである。
ホワイトバランスを調整しないと、例えば蛍光灯のもとで撮影した場合、撮影画像は全体に緑がかったようになるし、タングステン光(白熱電球)のもとで撮影した場合は全体に赤みがかった発色になってしまう。
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